2013年7月14日日曜日

こんてにゅーわーるどおーだー! について



 もくじ

 4月

1、『継続世界の百合まみれ』

2、『非正規雇用と非実在的実在子』












あらすじ↓



 並行世界が衝突して百年。
 世界、特に大日本帝國は衝突側世界『イリアーネ』の住人達と共存共栄し、かつてない栄華を誇っていた。

 大帝都の山奥に切り開かれた学院都市『私立聖イリミカリッジ女学院』高等部魔法専科の新一年生、カナン王国ミナリエスカ大公爵家の日本分家産まれのエルフ『佐藤・ミナリエスカ・悦子』は、これから始まるいつも通りの、しかし新しい高等部での生活に胸を高鳴らせていた。

 しかし何を間違ったか、突如自らをレズだと名乗って憚る『大仙宮寺宗左衛門丞美々美花』(だいせんぐうじ むねざえもんのじょう みみみか)に捕まった挙句脅され、無理矢理『地球同性友愛文化研究部』略して『エス研』に入部させられてしまう。

 華やかになる筈であった高校生活は、三日目にして破綻。

 同部に所属していた実家同士が停戦中のダークエルフで似非関西人『豊臣・マナエスカ・神無月』
 幼馴染で日本原生神族、単眼の『天目一箇六合江』(あまのまひとつくにえ)
 女の子にしか興味のないサキュバス『エトル・コトミル・桜木』
 美々美花に一目惚れしてしまった竜亜人の『ミーアナイト・ドラコニアス』

 などなど、様々な『人類』が寄ってたかって適当に部活を楽しみ始める。

 果して悦子はこの変人達が跋扈する世界(部活)で生き残る事は出来るのか。

 異種族の存在が当たり前になった世界の、異種族同性友愛交流小説。




 不定期連載。

 ナンバリングされた話さえ読めば、大体何処から読んでも読めるように書いていく予定です。





 登場人物



 大仙宮寺宗左衛門丞美々美花(だいせんぐうじ むねざえもんのじょう みみみか)

 大政治家にして大財閥の大仙宮寺の長女。
 並行宇宙衝突後百年、ファンタジーな種族が街に溢れかえる光景も当たり前なった。大仙宮寺家は並行宇宙衝突地域(コネクト2)の管理を任されている。
 そんな事はどうでもよく、女子校に入ったミミミカだったが、どうやら本人はエス文化を夢見ていたらしい。しかしこの女子校にそんなものは存在せず、とても腹立たしい思いをしていた。
 ならもう無理矢理にでも作ってしまえと、本人は淑女(気に入った美少女)を集めて一大派閥を作ろうと目論み「地球同性友愛文化研究会(エス研)」を立ち上げる。
 無茶な性格で、細かい事は気にしない。美少女が大好物である。



 佐藤・ミナリエスカ・悦子(さとう みなりえすか えつこ)

 並行宇宙衝突側世界、通称『イリアーネ』(最大大陸の名前を世界名としている)から移住してきたエルフ公爵貴族『ミナリエスカ家』の女性が、日本の佐藤一郎さんと結婚、世界で初めて異世界人との婚姻として注目された。
 ミナリエスカ公爵家は日本政府と正式な軍事同盟を結び、イリアーネ大陸カナン王国ミナリエスカ領には日本帝國軍も駐屯している。
 そんな話はどうでもよく、ミナリエスカは貴族ではあるがごく一般的な女子高生であったが、ミミミカの毒牙にかかり、無理矢理部に入部させられる。
 別に同性愛者ではない(と思っているだけ)性格はともかくとしてミミミカは美人だと思っている。
 ちなみにエス上の妹がいる。



 豊臣・マナエスカ・神無月(とよとみ まなえすか じゅうがつ)通称カンナ

 大関西なんでやねん帝國王家豊臣家の三女。
 目下の目的は国家名の改名である。本人はそもそも東京産まれなので、関西弁はエセだ。
 イリアーネの大公爵貴族、マナエスカ家とノリと勢いで軍事同盟を結び独立した大阪、大関西なんでやねん帝國であるが、マジで冗談にならないような魔法概念武装を誇っており、大日本帝國ミナリエスカ同盟軍は軍事衝突後和平を結び、現在は不可侵である。
 そんなことは本当にどうでもよく、マナエスカはレズであった。ミミミカと意気投合し、エス研を立ち上げる。
 ダークエルフの血が濃く、銀髪に真紅の瞳、浅黒い肌を持つ。



 天目一箇六合江(あまのまひとつ くにえ)

 単眼。大日本帝國華族、天津家分家。
 日本帝國と原生種族サイクロプス族との仲介外交官を歴任する天目一箇家の長女。サイクロプス族はミナリエスカの軍事部門を担当している為、ミナリエスカとも親交がある。
 マナエスカとの軍事衝突以来、マナエスカは苦手らしい。
 それはどうでもよく、好きな人の前では新式ツンデレになってしまうようだ。
 ミミミカに弄られてばかりいるエス研メンバー。
 怪力で、軽く壁を殴っただけで家が倒壊するなど日常茶飯事。
 美々美花に好意を寄せているが、一度思いっきり殴り飛ばした所為でちょっと負い目を感じている。





 順次登場人物追加。




 

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